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inouetomの備忘録

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2004-11-29[月] [長年日記]

■1 SUNTAC BiBio wGate

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これいいね!

■2 パソコンでラジオを録音しよう

http://www.kit.hi-ho.ne.jp/non-passport/main.shtml

■3 [食事] 夕食

画像の説明

■4 [読書] 子供をもつと夫婦に何が起こるか ジェイ ベルスキーほか

子供をもつと夫婦に何が起こるか(ジェイ ベルスキー/ジョン ケリー/Jay Belsky/John Kelly/安次嶺 佳子)

まだ子供ができたわけではないが、そのうち親になるだろうと思うので、その準備のために読んでみた(図書館で夫婦関係の本を特集をしており、この本が置いてあったから、というのも一つの理由である)。

結婚における人間関係についての調査、研究である"ペンシルバニア州子供と家族の発達プロジェクト"を元にかかれた本。いわゆる大学の先生が書く内容の本。

「新しく親になった人たちの多くが、相手に、また結婚生活に幻滅を感じてしまう、その原因となる正体不明の何者かに名前をつけること」(p.12)がこの本の目的である。

著者は、「親の結婚生活という要因は、幼い子供たちの発達に重大な影響をおよぼしていながら、これまで見過ごされてきたのではないだろうか?」(p.16)と警告する。

そのために、著者らは、これまでに行われたことのない調査を行ってゆく。その内容は「移行期全体を通じて和多くのカップルを追跡し、さまざまな時点で彼らの感情的、心理的、また行動的な変化を観察」(p.18)している。第一部では、その背景について述べている。

続く第二部と第三部において、具体的な3組の夫婦の例を元に夫婦がうまくいく/いかないの原因について追求している。

夫婦が移行期をよりスムーズにのりきれるための六つの特性(pp.24-25)。

     

  • 個人的目標や欲求を放棄して、二人がチームとして一緒に働く。
  • 家事分担や仕事についての不一致を、双方の納得のいくやり方で解決する。
  • ストレスを処理するのに、配偶者や結婚を過度の重圧にさらさない方法で行なう。
  • けんかをするときは建設的に。互いの優先順位が異なっても、共通の趣味を維持する。
  • 子供が生まれた後、どれほど結婚自体が良くなっても、それは子供が生まれる前と同じではないことを知る。
  • 結婚を育てるようなコミュニケーションの仕方を維持する。

妻が望むこと→彼女のヘルパーではなく、パートナーになってほしいのだ。

 家事の平等な分担(p.38)

 配偶者の理解と思いやり(子供への深い愛着を夫に理解してほしい。情緒的なバランスを取り戻す助けになってほしい)(p.38)

 感情的な関わり(話を聞く、子供と遊び世話する、冷蔵庫のチェックなど)

 

個々の対立する優先順位を調停する能力が重要(p.39)

 夫に望まれること:

  妻の肉体的・感情的欲求が自分の欲求よりもはるかに勝っていることを理解し、自分をいくらか放棄して結婚により深く踏み込むことによって、妻を精神的に支え、肉体的援助を与えること。

 妻に望まれること:

  配慮と愛情を得たいという夫の望みを理解し、少なくとも欲求の半分くらいは満たしてあげられるように、子供に対する感情をコントロールする。家族との関わり方が夫と自分とは違うことを理解し、彼が期待している感謝をあらわす。

父親の移行期の不安の上位にあるもの(p.171)

 やたらに口を出してくる親戚

 睡眠不足

 自由時間の喪失

 子供の誕生にともなう新たな雑用

仮説と裏づけ

 「移行期のストレスを処理する親の能力は、その人が無意識にプラスとマイナスのどちらの側面に注目するかによって決まる」

 「この能力はまた、良かれ悪しかれ結婚の満足度に影響を与える」

情緒傾向(pp.173-174, p.179)

 われわれの感情的傾向をコントロールする気質。

 ストレスの処理方法(結婚を傷つけるような方法、結婚を助けるような方法)を決める要因。

  ストレスにもっとも上手に対処できる人→肯定的感情をもった人たち

 情緒傾向が移行期に重要な理由:ものの見方、考え方、ときには記憶の仕方に影響を与えるため

 たんなる素質であって宿命ではない。

 否定的情緒傾向を持つ人:生まれながらに、他の人よりも神経がはりつめている。そしてストレスがあったり敵意を抱いたり心配したりすると、この神経サイクルが過剰反応する。その結果、その人は爆発するか、まずい状況をますますわるくするようなことをしてしまう。

自立‐親和問題に面と向かうか避けるかの決定(p.223)

 避ける人と面と向かう人では、夫婦の結びつき方が非常に違う。

  面と向かう人は、常にコミュニケーションを避ける人よりも移行期を相対的に楽にのりきる

  避ける人は、子供の誕生前に互いを結びつけるものとして、感情の共有より活動の共有を選ぶ傾向がある。うまが合う証拠だという→実際は、ジレンマに対するスマートな解決法になっている(いつも一緒にいるじゃないか)

  コミュニケーションの断絶に脆いカップルの移行前の特徴:

   「僕は僕の道を行く、君は君の道を行け」哲学→移行の間、互いの異なった優先順位に橋をかけるかわりにその違いをますます広げる

   夫婦で一緒に何かをしても、二人ともが楽しむための努力をしない。

彼の不幸の真の原因は妻ではなくて、移行について彼自身が抱いていたロマンチックな期待にある(p.239)

 多くの人々と同じように、彼は親になるときが近づくにつれ、子供が結婚生活をより良く、より豊かで幸せなものにしてくれると考えた。ところが他の多くの人々と違ったのは、彼はこうした変化がすぐに、しかも苦痛も努力もなしに起こると考えたことだ。そして自分のこのような期待には気づかず、幻滅と落胆に陥ってしまったのだ。


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